阪神 過去10年のドラフト(2017年~2018年)
今回は2017年~2018年ドラフトを振り返ります。
■2017年
この年は清宮の年で7球団競合。日ハムが獲得。
外れ一位で安田、これも外れ。
待望の大砲が欲しい時期、この2人が取れなかったのが痛かった。
1位は馬場。155kmの速球と7種の変化球の使い手。
これは即戦力だろうと思っていましたが、速球は140km中盤しか出ず、
変化球も曲がりが小さい。う~ん、数年後に大化けするのでしょうか。
このまま2軍の帝王で終わらなければいいのですが。
2位の高橋は当たりですね。これまで勝利数は少ないものの、
あの切れ味は今後左のエースとなりうる存在。
大学4年のときは、成績が良くなかったと聞いていますのが、上位指名で獲得。
3位以降はこれからでしょうか。
野手は小粒感が否めない。(そういった選手も必要ですが多すぎる)
他球団は、甲子園を騒がせた日ハム清本、広島中村は現時点では実績を残せていません。ヤクルト村上は将来どれだけのバッターになるのか期待できますね。
ロッテ安田は2軍で2桁ホームランをうっているので、来年あたり出てくるかと。
オリックス田嶋も即戦力との触れ込みでしたが、現時点では結果を残せていません。
福岡2位高橋礼は当たりですね。
1位 馬場皐輔×
2位 高橋遥人○
3位 熊谷敬宥×
4位 島田海吏×
5位 谷川昌希×
6位 牧丈一郎×
■2018年
1位で藤原、外れ一位で辰巳、いずれもくじ外れ。ほんとくじに弱い。。
1位近本との事。私は当時よく理解していませんでした。
俊足、巧打の外野手との事。えー大砲じゃないの?と
またまた、小粒な選手とってどうするの~と。
失礼しました。ご存知のように、彼無しでは3位はあり得ませんでした。
センターラインかためという、徹底した戦略。矢野監督、スカウトの皆様恐れ入りました。
2位小幡。う~ん、これも小粒の内野手とってどうするの。
3位木浪。これも小粒~。
当時ドラフトの評価は、最低もしくは最低に近い評価だったと思います。
分からないものです。
4位の斉藤は個人的に期待しています。1位の評価もあった逸材。
ストレートの速さと変化球のキレ。コントロールが課題という話もありましたが、
1軍で見たときはそれほどではなく、近い将来のセットアッパーになって欲しい。
他球団は、中日根尾、ロッテ藤原、日ハム吉田はこれから。
福岡甲斐野は大当たりです。中日の梅津はとって欲しかったな。
こうみると2019年甲子園スターたちを獲得した阪神の数年間は厳しいんで
しょうね。
小関さんの評価 55点
藤原、辰己を外して同じ外野手の近本光司(外野手・大阪ガス)を1位で指名し、2位小幡竜平(遊撃手・延岡学園)、3位木浪聖也(遊撃手・Honda)まで野手を並べた。
球団としてその意欲は買うが、いずれも現チーム内にいる“チャンスメーカー”という存在の選手ばかりで、根本的な「打線の強化」というテーマには迫れなかったように思う。
1位 近本光司 ○
2位 小幡竜平 ×
3位 木浪聖也 ○
4位 斎藤友貴哉×
5位 川原陸 ×
6位 湯浅京己 ×
競合1位指名は10年間で8回中1回(藤浪)、
1位獲得で現時点でのレギュラーは1名(近本)。
これでは強いチームにはなれません。
日本一となったソフトバンクは、今宮、武田、東浜、甲斐野。
セリーグ1位となった巨人は、沢村、菅野、岡本
阪神はこれまで振りかえった中で、中~下位でよい選手(特に投手)を獲得してきているので、やはり大砲と西武秋山のような選手が獲得できると打線も変わってくると思います。
これで、ドラフトの振り返りは一旦終わります。